ライフステージごとに訪れる女性看護師の悩み

看護師は割合的に圧倒的に女性が多く、それぞれがライフステージによる特有の悩み、課題を抱えています。20代の頃は、技術の習得や人間関係に悩むことが多い傾向にありますが、年齢を重ねるごとに、自身に関連する悩みが増え、複雑化していきます。

仕事を続ける中で、多くの看護師が直面するのが出産・育児に関する悩みです。産休・育休からの復帰後の働き方、夜勤免除による給与の変動、子どもの急な発熱などへの対応など、仕事と家庭、そして育児の両立が大きな壁となります。職場の理解やサポート体制が十分に整っているかどうかが、キャリア継続の鍵となります。

次に、年齢とともに体力が低下していく悩みもあります。患者さんの移乗や体位変換など、看護業務は体力を使う場面が多く、現場は体力勝負となります。しかし、年齢を重ねるにつれて筋肉量は減り、回復速度も遅くなるため、だんだん疲労が取れなくなってきます。以前と同じペースで働き続けることに限界を感じるようなら、どうか無理はせず、負担の少ない現場への異動や転職、勤務時間の短縮を検討されることをおすすめします。

そして、更年期を迎える頃になると、ホルモンバランスの変化による体調・精神面の不調に悩みやすくなります。責任が大きく、プレッシャーもある看護現場に従事するうえで、自分の体調変化による不具合やストレスは無視できないもの。もし、こうした更年期の不調が目立ってきたなら、ぜひ上司や仲間に相談してみてください。声を挙げることが、サポートし合う環境づくりのきっかけになるでしょう。